子供の食事マナー

食事とマナー

食事は栄養を摂取するために必要なことであると同時に家族とコミュニケーションを取ったり季節を感じながら食べたりと楽しみながら食べることも大切です。
楽しく食事をするためにはマナーは大切になってきます。

毎日食事をする中で子供たちも食事についてのマナーを自然と身につけていくものです。
保護者がきちんと食事中にマナーを伝えていかないと子供たちは気付かないうちに正しくないマナーを身につけてしまう可能性もあります。
そのため早いうちから毎日の食事の中でマナーを伝えていくことが大切です。

食事のマナーを身につけるために大切なこと

カトラリー
食事のマナーを身につけるためには食事の環境を整えることも必要です。
特に最近では子供たちが一人で食事をする個食が問題となっています。
子供たちだけで食事をする時間を作ってしまうとマナーが身につかないだけでなく栄養が偏る可能性も高いです。

どれだけ忙しくても必ず一日に一度は家族全員が顔を合わせて食事をする時間を設けること、一人で食事をすることは避ける必要があります。
子供たちにとってマナーの基本となるのはお父さんお母さんです。
そのためお父さんお母さんが一緒に食事をして自然と子供たちに正しい食事の方法を身につけることを心がけるとマナーが身に付きやすくなります。

次に最近では家族がそろって食事をしていてもテレビを見ながら食事をしているという家庭も多いです。
ながら食べはコミュニケーション不足になる原因ですし、食事に集中することを妨げてしまいます。
そこで食事の時間はながら食べをしないようにして、見たいテレビ番組がある場合には録画して食後に食べることを心がけることが望ましいです。

食事のマナーとして身につけるべきこと

お箸
食事のマナーとして最初に身につけたいのが「いただきます」と「ごちそうさま」の挨拶です。
食事のあいさつは動物の命への感謝と作ってくれた人への感謝が込められています。
ただ食事の時にあいさつをするのではなくきちんとその背景まで伝えたうえで行えるとより良いです。

また、お箸の使い方、姿勢といったことも早いうちから伝えていく必要があります。
背筋を伸ばして食べること、頬杖をついて食べないことなどは実際に大人がどういった姿勢で食べるか見せるとわかりやすいです。

背筋を伸ばして食べることは食べ物の消化を良くすることにもかかわっていきます。
そのため食事のテーブルと椅子の位置もきちんと合わせてきちんと姿勢が正しい状態で座りやすい環境を整えることも大切です。

小さなうちはうまくお箸が使えないこともありますが、最近は矯正端もあります。
正しくない持ち方が身についてから正していくのは大変ですから早いうちから指導が必要です。