離乳食の始め方
離乳食を始める時期
離乳食は5か月から6か月ごろから始めると良いとされています。
以前は離乳食は3か月ごろからといわれていましたが、今は5か月以降と指導されることがほとんどです。
早いうちから離乳食を始めるメリットはないとされており、そのため半年くらいから離乳食を始めれば十分といわれています。
離乳食を始める際には始める年齢になってからあれこれ準備をすると大変です。
そのため離乳食準備として4か月頃から少しずつ行動をすることが求められます。
離乳食を始める際のポイント
離乳食を始める際には首がしっかりと座ってベビーチェアに座れることが目安です。
食べ物に興味を示しているようであればスタートすることができます。
スプーンを口にいれると押し出す場合には少し早いと判断して様子を見るほうが良いです。
離乳食を始める際には最初の間は穀類、野菜類、果物類を与えるとされています。
月齢で言うと5か月から8か月ほどはこういったものを与えることが必要です。
アレルギーを見分けるためにも食材は混ぜずに一つずつ追加をしていきます。
離乳食の与え方としては1週間を目安として次の食べものに切り替えるのが基本です。
はじめのうちは離乳食になれることが目的であり、赤ちゃんのペースに合わせて口に運んでいきます。
まだまだ消化ができないものも多いため、離乳食として与えるものはペースト状のものです。
そのためすりつぶしたり粒がなくなるまで煮たりする作業が必要になります。
離乳食を与え始めても赤ちゃんが必要とすればミルクを上げることも可能です。
離乳食を食べないとき
離乳食を始めると多くの人が悩むのが離乳食を食べてくれないということです。
その際にはいろいろな要因が考えられるので何が原因かを探る必要があります。
味が嫌いというだけでなくタイミングが悪くて眠かったりお腹が空いていなかったり、スプーンの口当たりが悪かったりといろいろな理由があるものです。
そこで、食べない場合には無理をするのではなく食べない理由を探しつつも焦らず付き合っていく必要があります。
離乳食を作っても残してもらえない場合にもイライラせず気長に付き合うことが大切です。