子どもにかかる学費はどれくらい？

子育てはお金がかかる

子供を育てあげるというのはお金がかかることです。
幼稚園から大学卒業まではかなりの教育費を必要とします。
学校に通うだけでもお金がかかりますが、それだけでなく塾に通ったり習い事をしたりと考えるとその学費は膨大なものです。

教育費はその都度用意して支払うことには無理があります。
そのため、特にお金の出入りがある入学・卒業のシーズンに合わせて学費の準備が必要です。
そこで、ここでは子供の学費としてどのくらいの費用がかかるのか紹介をしていきます。

子供の教育でかかる学費

一般的には３歳から幼稚園に通いますが、幼稚園も私立と公立があるため金額は違いがあり確認が必要です。
私立は高いと思われがちですが地域によっては助成金もあります。
学費としては幼稚園の費用が公立は25万円ほど、私立は50万円ほどかかりますが、習い事もすることになればそれ以上かかることがあるので貯金と毎月のやりくりが必要です。

小学校になると公立と私立での学費は大きく違います。
公立は学費が６年間で30万円ほどですが、私立は150万円ほどかかりますし、それ以外にもいろいろな費用がかかると私立の学費は毎年200万円ほどとかなり高額です。

ただし、公立に通っても中学受験のために塾に通う家庭もあるためトータルでかかる学費は家庭によって違います。
子供たちの習い事によっては公立に通っていても毎年100万円以上の教育費が必要なこともありますし、中学で市立に通うことを検討している場合には中学入学時のための教育費の積み立ても必要です。

中学・高校になると公立でもある程度学費はかかります。
公立で50万円ほど、私立で130万円ほどが平均となっていますが、多くの家庭が塾にも通っているのでそれ以外にもいろいろな費用が必要です。
最近では高校卒業後そのまま働く人よりは専門学校や大学に通う人がほとんどですから、大学や専門学校に通うための学費を貯めておく必要があります。

大学や専門学校でかかる費用は通う学校の種類によって様々です。
国立大学であっても４年間で500万円はかかるといわれており、私立の理系であれば1000万円以上かかるという学部学科もあります。

学資保険を活用する

大学受験は学費だけでなく受験費用、大学受験準備のために予備校の費用も必要です。
それらをしっかりと貯金していくためには早いうちから学資保険で大学受験に向けて費用を貯めておくことが理想とされています。

学資保険はいろいろなものがあり家庭のライフプラン・マネープランに合ったものを選ぶことが可能です。
一般的には大学入学時の18歳や20歳に満期になるように組むことが多いですが、最近のものは中学入学時や高校入学時に一時金を受け取れるタイプのものもあります。
いろいろな学資保険から毎月保険料をねん出しやすいもの、ライフプランに合ったものを選ぶことができると効率的に貯金ができて大きなお金が動く時期に安心できます。